2010年02月02日

さまざまな外傷

◎腹部
複数の臓器損傷が多く、また体表にきずがなくて症状が遅れて出ることがあるため、経過観察が重要である。症状は腹痛、嘔吐、吐血、血尿のほかに、肝、脾、腎などの充実性臓器から出血すると早期に失血性ショックに陥り、胃、小腸、大腸、直腸などの消化管損傷では細菌性の汎発性腹膜炎を、花痴また膵臓は強い消化酵素により、膀胱破裂は尿浸潤により腹膜炎を発症する。外科学、とくに栄養管理法の進歩により救命率はよくなってきた。
◎ 四肢
切創、打撲傷、擦過傷、骨折、脱臼が多く、生命にかかわることは少ないが、巨人倍増関節の機能障害は日常生活を著しく制限するので、関節機能を保持することが重要である。一般に関節内や関節近くの損傷は、手術的に整復して早期に機能訓練を始める。また、微小血管外科の進歩により、切断された指や足指の再接着が可能となった。
◎頭部
頭部外傷ともいい、脳の損傷が重要である。古くは戦傷、転落事故での発生が多かったが、威哥王近年は交通事故によるものが多い。脳損傷は、無症状、脳しんとう型
、脳挫傷型、頭蓋内出血型に分けられる。脳外科学の進歩によって助かる人、治る人は増えたが、外傷性てんかんや麻痺などの後遺症、人間的活動がまったくできなくなった場合などの問題が残されている。
◎ 胸部
胸部には、肋骨などでできた胸郭で保護されて生命維持に重要な肺、気道、花之欲心臓などがある。もっとも多い肋骨骨折では生命にかかわることはほとんどないが、肺損傷や胸郭損傷による呼吸障害、心臓損傷の処置は最緊急を要し、生命の危険が高い。気道の確保と人工的補助呼吸療法の発達によって、呼吸障害による死亡は減少している。


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